こんにちは!
我が家の長男、5歳4ヶ月。幼稚園年長です。
年少から公文式に通っていますが、ここ最近足し算に行き詰まっていました。
「どうしたものか…」と悩んでいたとき、以前から学習方法の参考にしていた
佐藤ママこと佐藤亮子さんの著書を手に取りました。
今回はそこから学ぶ、足し算の苦手克服法についてレポしたいと思います。
佐藤ママとは、単なる”教育ママ”ではない
佐藤ママこと、佐藤亮子さんは
自身の4人のお子さんのうち3人の息子さんを灘中・高から東京大学理科Ⅲ類
娘さん一人をこれまた名門の洛南高校から東京大学理科Ⅲ類へと導いたスーパーママです。
佐藤ママご自身も津田塾大学を卒業後、私立高校で2年間教鞭を執っていらした才女でいらっしゃいます。
現在までにたくさんの著書を出版されており
ご自身のお子さんも通われた浜学園のアドバイザーも務めていらっしゃいます。
そんな佐藤ママの数ある著書の中で
私は2冊を購入しました。
最初に購入したのがこちらです。

元々私自身も子供の早期教育に興味があったので
子供が2歳くらいになったタイミングでこちらの本を手に取りました。
今でも覚えているのは、こちらを売り場で選んでいるとき
「あれ、私って周りに教育ママだと思われちゃうかな^^;」ということ。
そうです。こちらの本を読むまでは
佐藤ママ=教育ママのイメージを持っていました。
ここで私がいう教育ママとは、とにかく子供の勉強に対する意識や到達目標が高く
朝から晩まで勉強!勉強!勉強!と強い圧をかけるようなママ、を意味しています。
また、私自身が小学生のときに友人から
「◯◯ちゃん(私)のママって教育ママだよね」
と言われたことがあり、それにすごくショックを受けた経験があります。
「確かにしつけには厳しいし、常にニコニコしてるタイプではないけど
うちのお母さんは友達からは怖い・厳しいイメージを持たれているのかなぁ」と感じたのです。
当時は友達親子みたいなのが流行っていたこともあり
友達にそう見られていたことが、すごく嫌だったなぁ。
そのことからも「教育ママ」というワードには敏感だったわけです。
話が逸れましたが、結論からいうと
佐藤ママは、そんな私がイメージするスパルタな”教育ママ”のイメージとは全く違う方だったのです。
子供第一!真似できない子供との徹底した向き合い方。
おそらくは、前述した教育ママ(イメージするものはそれぞれ違うかもしれないですが)
の印象があり、佐藤ママに否定的な見方をする方もいらっしゃるのではないかと思います。
ですが、佐藤ママの子供との向き合い方は
ちょっとやそっとでは真似できない徹底ぶりなのです。
・子供からの呼びかけには何をしていても手をとめて対応する
・子供とのお散歩には辞書を持って出かける
・喉を詰まらせる可能性のあるピーナッツは購入しない
・揚げ物は一番下のお子さんが小学校に入学するまで
子供を見てくれる人がいるときしかしない
などなど。
著書(1冊目に購入した本)にはまだまだ書かれています。
「え、やりすぎ(過保護)じゃない?」
と思われる方もいるかもしれません。
それに対するアンサー?として佐藤ママは「子育ては18歳まで」ということも仰っています。あ、私決して佐藤ママの信者じゃないんですよ!!!笑
でも、長男5歳4ヶ月の今
「あの赤ちゃんだった我が子が来春には小学生か…」
「そこから先もあっという間なんだろうな…」と想像するわけです。
なので、もしも順調に成長してくれて、進学で家を出ることがあるとすれば12年後。
18歳までは子供に尽くす。
そしてそれが夢を実現しようとするときに役立つ力の一つ(学力)に結びつけば
親としては本望なのではないかとも思うわけです。簡単ではないですけどね。。
足し算に関して、目からウロコだったこと。
ようやく本題です^^;
年少から公文式に通っている現在5歳4ヶ月の長男。
少し前まで、一桁足し算に行き詰まっていました。

どうしたものかと悩んでいたとき、藁をもつかむ気持ちで
こちらの著書を手に取りました。こちらが購入した2冊目です。
この中で書かれていて、なるほどと思わされたこと。
それは「一桁足し算を習熟すること」です。
そしてその方法として、一桁足し算を
1+2=3のようにカードに書き、それを暗記するというもの。
私は以下の方法でこのカードを作りました。
用意するもの
・四つ切り厚口画用紙6枚入り(5つ)
※キャンドゥで購入しました。
・水性ペン
・カッター

材料が揃ったら、四つ切り用紙を4等分に切り
そこに1+1=2というように、式と答えをペンで記入します。
※この時、にじむのを防止するために、水性ペンを使うことをおすすめします。
カードの効果はいかに!?
上記の方法で子供が寝ている間にカードを作り上げ、翌朝の公文タイムの前に
ウォーミングアップ的にこのカードを取り入れました。
はじめは、たす1とたす5とたす9以外は怪しいという状態だったのが
ものの3〜4日で、なんということでしょう!!!
あっという間に覚えてしまい、一桁なら間違えることなく
しかも結構なスピードでプリントをこなすではありませんか!◎
これには驚きました。
そして次に進んだ段階(例:14+2や16+8)でも
結局は一桁足し算がいかにスムーズにできるかが大事かを実感しました。
息子の場合、繰り上がりになると混乱し
マスターしたはずの一桁足し算をも怪しくなってしまい
再びカードに戻る、、ということをしています。
しかし、佐藤ママの著書の中でも
「足し算を習熟するのに1年かかった」という記載もあります。
なにをするにも、まずは一桁足し算!
ここをゆるぎないものにするべく、焦らずにやっていこうと思います。
今後、Bに進むと、筆算が登場するのですが
そこでも結局はどんなに数が大きくなっても、一桁の足し算が基本なんですよね。
重ねて書きますが、私決して信者ではありません!
でも、4人の子育てを全力でやりきったお母さんの言うことには
説得力と明確な裏付けがあることも多いです。
2冊目の著書の中で私がいちばん印象に残っているのは
一番下のお子さん(長女)に、勉強をめぐり声を荒げたことがある、という部分。
あぁ、佐藤ママでもそういう風になるんだ。笑
とホッとしたんですよね。
もちろん佐藤ママのやり方が我が子を含む全ての子に合うかというと
それはノーだと思いますし、私自身が同じようにできるかというとそれもノーです。
ですが、子育ては悩むことの連続。
特に勉強については、その子の特性にあった接し方・勉強方法を模索するのはなかなか大変なことだと思います。
そんなときの、親たちの参考書のような感じで
これからもその一部を取り入れていけたらと思っています。
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